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お返しの相場

贈り物とギフトの豆知識

慶弔関係のお返しの相場ですが、大きく分けると慶事と弔事があります。

慶事のお返し

結婚式のお祝い、出産のお祝い、長寿のお祝い、快気祝い、初節句のお祝いと様々なお祝い事がありますが、そのお返しの金額の目安は、およそですが半額となります。
でも、お返しをする場面や人によっては、異なってくることがありますので、その点には注意しましょう。
結婚式のお祝いで、くださった方が結婚式や披露宴にご出席いただく場合は、その場で用意する引き出物がお返しになりますので、いただいた金額の半分というわけには行きません。
このときは、特別に高額な金額であれば、後日新婚旅行のお土産などと一緒に何か記念になるようなお品を用意するのがいいでしょう。
出産のお祝いは基本的には半返しと言われています。でも、目上の人とか、特別な人が高額を用意してくださったときは、3分の1程度でも良いとされています。
長寿のお祝いも同様ですが、お祝いの席を設けて、お招きする場合は、一律に用意する引き物で済ませて構わないとわれています。
初節句、七五三、入園入学のお祝いは、ほとんどが半額ですが、長寿のお祝い同様で、席を設けてお招きする場合は、前に述べたやり方と同じとなります。
快気祝いは、お見舞い金やお見舞品に対して、半額または3分の1くらいが目安となっています。
新築祝いに対するものも、半額または3分の1くらいが目安となっています。
これらはあくまでも目安で、相場ということで気を付ける必要があるのは、その地域の習慣などです。都心でのやり方と地方でのやり方では異なることがありますし、地域によっては、全てのことを「半返し」と割り切っているところともあるからです。
一つ迷うのは、郵送とか宅配便で送るときですが、送料を目安金額の内に入れるか、外にするかということでしょう。結論的には、送料も含んでも構わないのですが、
品物でお返しする場合、その品物の金額が送り先で推測できることもあって、人によっては、少ないという印象を持つ人もいないとは限らないので、相手によってということがあります。

弔事のお返し

弔事のお返しも、相場的には慶事と同じで、半額もしくは3分の1となりますが、葬儀に来ていただいたときに香典返しを一律用意している場合は、それで済ませます。
これも、都心では四十九日法要を済ませてから、お送りすることが多いので、その場合は品物を金額相場で決めることになります。
訃報を知って、後から香典などをお送りくださった方に対しても、お礼状とともに相場の目安でお返しをお送りするのがいいでしょう。