



9月のおすすめ白ワイン『ジル・ブートン サントーバン ブラン1級 アン・エミリー2011』
フランス ブルゴーニュの白ワイン
ジル・ブートン サントーバン ブラン1級 アン・エミリー2011
フランスを代表するワインの銘醸地ブルゴーニュ地方にあり、
1878年から続く昔ながらの家族経営のドメーヌ・ジル・ブートン。
彼らの畑は、この地方を代表する白ワイン産地サン・トーバン村に位置し、
中でもアン・エミリーの畑は、モンラッシェ村の裏手にあたる日当たり良好な南斜面にあります。
この好条件から、近年の厳しい気象条件にも関わらず、素晴らしワインが生み出されており、
現在5代目となるジル氏、彼のワインは昔ながらの重く長熟型のワインとは異なり、
早い内からも飲みやすく親しみやすいものとなっています。
また、95年からは対処農薬農法に切り替えるなど、常に意欲的なワイン造りを行っています。
テイスティングの印象は「上品で香り豊かなワインが好き」との彼の言葉通り、色調は透明感のある淡い黄緑色、
控えめな樽の香りの後にナッツやバター、そして爽やかなグレープフルーツを思わせる柑橘類と、
様々な香りの要素を感じ取ることができます。
味わいは、綺麗な酸・ミネラル・控えめな苦味のある果実感が印象的なエレガントな白ワインです。
また、ジル氏は国内の個人のワイン愛好家を大切にしていることから、
日本での流通本数も少なく、貴重なワインと言えます。
ぜひ、皆様の大切な時間をジル氏の香り豊かなワインと共にお楽しみいただければ幸いです。
(京都四条店ソムリエ 八木)
グラス¥1,500 ボトル¥10,000