



11・12月のおすすめワイン『マテッラ』
マテッラ オーナー「ブライアン・キューナット」氏 来日記念
カリフォルニア・ナパヴァレー 『マテッラ』(Cunat Family Vineyards)
カリフォルニア・ナパヴァレーのマテッラ(Cunat Family Vineyards)社より、オーナーのブライアン・キューナット氏が来日。学生時代に東北出身の奥様と出会い、彼の夢であった2007年にファミリー・ヴィンヤード&ワイナリーを設立。ナパ・ヴァレー南部に歴史あるオーク・ノルに広大な畑を所有し「ダックホーン」と「カール・ローレンス」で名声を博した2人をワイン・メーカーとして加え、ラテン語で母なる地球の意味を持つ『Materra』が誕生しました。
今回のワイン会は、非常に興味深いワインから始まり、マルベック&プティヴェルドで発酵中の色調が「真夜中のような」漆黒であったことから名前が付いた限定品『ミッドナイト』まで豊富なラインナップ。シェフ松本が趣向を凝らした近江牛尽くしのコース、ステーキとすき焼きのWメインで、マテッラワインを一層盛り立てます。皆様に霜秋の素敵なひとときを過ごしていただくと共に、現地の復興に繋がればと心より願っております。( シニアソムリエ 山本 )
ブライアン・キューナット Brian Cunat
ブライアン・キューナットは、中西部の農場で働いていた若い頃から、興味と敬意をもって農業を営んでいましたが、やがてそれが彼の人生への情熱と夢へと発展していきました。ブラインアンと彼の妻であるミキは、広範囲に及ぶ旅行を通して、色んなワイナリーを巡り、畑を散策し、地元の味を楽しんだのでした。初めてナパ・ヴァレーを訪れた時に、自然の美しさと地元の人の歓迎に触れ、また、この土地から生まれる非常に優れた品質のワインに出逢ったことで、まさに家族の夢へのヒントを得たのでした。
2007年にブライアンは、ワインに対する愛と、ナパ・ヴァレーのオーク・ノル地区の50エーカーの土地を購入することで、彼の夢であった農業を営むことを実現させました。畑の管理とワイン作りの専門家チームと一緒に働くことで、その土地から生み出される品種は、メルロー、プチ・ヴェルドー、マルベック、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、そしてヴィオニエです。
●ソーヴィニヨン ブラン. オークノール 2016
グリーンがかった淡いレモンイエロー。白桃や洋ナシを思わせるアロマが印象的。
爽快でキレが良く、柑橘系のフルーツのような親しみやすい味わいです。
グラス ¥1,300
ボトル ¥7,500
●シャルドネ. オークノール 2016
グリーンがかった淡いイエロー。洋ナシやリンゴの果実香と、バニラやナッツのような優しい樽香。
南国フルーツのようなジューシーな旨みとミネラルを感じます。
ボトル ¥9,500
●メルロ. オークノール 2009
赤みが和らぎエッジに少しだけオレンジの色調。ブラックベリーやカシス、樽由来のチョコレートやココアの香り。
力強くボリュームのある味わいで、渋めのタンニンが特徴的です。
グラス ¥1,800
ボトル ¥11,000
●カベルネ ソーヴィニヨン. ルザフォード 2011
赤紫を帯びた濃いガーネット。熟したブラックベリーやブラックペッパーのスパイス香、樽由来の甘い香り。
タンニンは豊富でキメが細かく肉厚でふくよかなボリュームを感じます。
ボトル ¥18,500